メイン コンテンツにスキップ

平成31年度鴨江アートセンター制作場所提供事業「アーティスト・イン・レジデンス」で制作するレジデンスアーティストのみなさん(全8組)のうち後期のアーティスト4組をご紹介します。

 

後期〈11月~2月〉


 

 

 

 

 

 

 

 

狐野 トシノリ -Kono Toshinori-

1982年石川県生
富山大学大学院理工学研究科修了
大学在学時代から演劇を始め、07年より浜松市の社会人劇団で脚本、出演者として活動する。
11年に自身の演劇ユニットFOX WORKSを旗揚げ。
以降、県内で年2〜5本の企画に参加し続ける。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

築山 弘毅  -Tsukiyama Hiroki-

1983 年、岡山県津山市に生まれる。東京芸術大学に入学し日本画を学ぶ。同大学院を修了後、自身のさらなる芸術活動の発展のため、ドイツへ渡る。シュトゥットガルト美術アカデミーに留学し、ホルガー・ブンク教授の下でドイツの現代絵画を学ぶ。渡独直前に体験した東日本大震災および福島原発事故をきっかけに、為替や株式相場と人々の感情の連動性を発見し、これをテーマに制作を始める。
ドルや日本円などに表される為替相場のグラフはチャートと呼ばれる、あらゆる出来事をきっかけに谷のような形を形成する。
ドイツでの芸術活動を通して、相場と絵画をいかに融合することができないか、試行錯誤を繰り返し、相場を切り取って、絵画に閉じ込めることで、世の中の出来事や人々のその時の感情を風化させず、何百年後もこれらの出来事を想起させられる装置を作りだすことができると考えている。
シュトゥットガルト美術アカデミーを修了後、2019 年に故郷である岡山に活動の地を移し、相場の絵画を現代の歴史画として描き続けている。

<学歴>
2019 年 シュトゥットガルト美術アカデミー マイスターシューラー
2017 年 シュトゥットガルト美術アカデミー ホルガー・ブンク教授クラス 修了
2011 年 東京芸術大学大学院 日本画 修了
2009 年 東京芸術大学 日本画 卒業

<助成>
2014 年 吉野石膏美術振興財団 在外研修助成 研修地:シュトゥットガルト

<賞>
2019 年 I 氏賞 大賞
2016 年 ヴェルナー&エリカ・メスマー財団特別賞 ラドルフツェル芸術協会(ドイツ)
2014 年 DAAD プライズ ボン(ドイツ)

<個展>
2016 „WERT ARCHIVE“,フランクフルト芸術協会, フランクフルト・オーダー
2015 „Erregungskurven einer nervösen Befindlichkeit“ ギャラリー ワン・ホーマン ビー
スバーデン
2012 „Erinnerung vom Wert“ シュバーネン文化会館 バイブリンゲン

<主なグループ展>
2018 年 VEHEMENT 市立ヴィラ・メルケル美術館(エスリンゲン、ドイツ)
2017 年 DIPLOM AUSTELLUNG クンストベチルク(シュトゥットガルト、ドイツ)
2016 年 選抜展 クンストフェライン・ラドルフツェル(ラドルフツェル、ドイツ)
2016 アートアワード, アイヒャッハ芸術協会, アイヒャッハ
2016 アートアワード, ラドルフツェル芸術協会, ラドルフツェル
2016 シュトゥットガルト美術家連盟, シュトゥットガルト
2015 アートフェア レーゲンスブルグ, 市立ギャラリー
2015 アートフェア ライプツィヒ, 旧市庁舎, ライプツィヒ
2015 “TOKYO art crossing BERLIN”, ベルリン

 


 

 

 

 

 

 

 

 

Rodriguez Flores Laura -ロドリゲス・フローレス・ラウラ-

1974年メキシコシティ生まれ、2011年から浜松市在住。
イメージまたはオブジェで、人々とつながるために様々のメディアを探求することを大切にしている。ジュエリーデザインを10年手掛ける傍ら、たくさんの多様性を持った女性たちと出会うことで、デザインを通して ポジティブなメッセージを送り続けたいと思っている。

最近では、子どもたちが持つ世界観と創造性に非常に関心を持つようになり、彼らの好奇心と探求心をより高めるための活動をしたいと望んでいる。

≪ 経歴 ≫
1997   Universidad Autónoma Metropolitana Unidad Xochimilco(メキシコシティ)でグラフィックデザインを学ぶ
2003-2008 メキシコ人アーティスト職人集団Vachemuディレクター
2000-2008 アメリカ カリフォルニア州 LA在住プロアーティストのMarjorie Sarnatと、プロジェクト“Runway Designer Dolls” を含む、様々なアメリカンブランドのグラフィックデザインコラボレーション
2008  Instituto Politécnico Nacional(メキシコシティ)にてMBA取得
   『最優秀論文賞』『Best generation average』を受賞
2008 京都工芸繊維大学にて山本健太郎教授のもとで『モダンデザインと伝統技巧』を学ぶ
2009 メキシコ日本領事館 ”My photos from Japan” フォトグラフィックコンテストにて特別賞受賞
2009-2017 Instituto Politécnico Nacionalにてマーケティング教授(2009年-2017年)、
専門論文の指導教員(2012年-2017年)
2009- Laura Jewelry 創立、オーナー兼デザイナーとして現在に至る

≪Laura Jewelry展示会≫
2010  Semana Nacional Pyme(メキシコシティ)出展
2012  鴨江アートセンター “Hamamatsu Grind Vol. 01” にて展示会
2013  Ciel Bleu de Provence(浜松市)にて展示会
2014  カナダ カルガリーにて展示会、まるたま市(浜松市)出展、
浜名湖アートクラフトフェア(浜松市)出展、1334+(浜松市)“月の道” 展示会
2018  1334+(浜松市)“森羅万象” 展示会

Laura Jewelry for you.


 

 

 

 

 

 

 

 

平川恒太 -Hirakawa Kota-

絵画を中心に制作。絵画史や戦争画、歴史画などを題材に、現代の社会を描き出す。大きなテーマに『記憶のケイショウ』があり、絵画やアートでなければ、ケイショウ(継承、形象、警鐘)できない記憶と忘却を表現する。最近では絵画の置かれる空間、絵画との出会い方を探求し制作している。
1987年 高知県安芸市生まれ。埼玉県育ち

経歴
2011 多摩美術大学 美術学部 絵画学科 油画専攻 卒業
2013 東京芸術大学 絵画専攻 修士課程修了
2014〜2015 State Academy of Fine Arts Stuttgart/Guest Student

『主な個展』
2018
「死の島(続)」un petit GARAGE,東京
「悪のボルテージが上昇するか21世紀」福沢一郎記念館,世田谷
2010
「The Neverending Story -Hirakawa Kota Solo Exhibition」原爆の図 丸木美術館、埼玉
グループ展
2018
「カタストロフと美術のちから」六本木ヒルズ・森美術館,東京
「1940’s フジタ・トリビュート」東京芸術大学陳列館,東京
2016
「劫後風景」galerie nichido Taipei,台湾
2014
「VOCA展2014」 上野の森美術館、東京
2013
「アートがあればⅡ ─ 9人のコレクターによる個人コレクションの場合」 東京・オペラシティーギャラリー
【主な受賞】
2015
「TERRADA ART AWARD2015」諏訪敦 賞
2013
「アートアワードトーキョー丸の内2013」 三菱地所賞
「損保ジャパン美術賞展 FACE2013」 審査員特別賞
2012
「ターナーゴールデンコンペティション2012」グランプリ
2011
福沢一郎賞

【スカラシップ】
2013
現代芸術振興財団