鴨江アートセンター KAMOE ART CENTER

展示イベント

鴨江の壁 2017 ロビー -行き交う場所- 展覧会

開催日
  • 2018年3月9日(金)〜2018年3月18日(日)
開催時間 9:00am〜9:30pm
会場 鴨江アートセンター 1階ロビー
主催 浜松市鴨江アートセンター

2017年10月秋から翌年2月までの冬の期間、鴨江アートセンターのロビーは壁が塗装され、日々さまざまな色へと変化しました。
深い緑から始まり、くすんだ桃色や空色、そして明るい黄色へ。訪れるたびに変わる壁の色がロビーの印象を変えてゆきました。
この塗装期間には希望すれば作家と一緒にペンキ塗りもできました。
およそ4ヵ月にわたり20回以上の塗装を繰り返したのち、最後に元のロビーの壁色が塗装されました。
一見して以前と同じ壁、同じ空間ですが、その中には4ヶ月間の色々の塗装が閉じ込められています。
2018年2月、この壁を“削る”という作業に入りました。彫刻刀を使い、薄く削ることにより、下に隠れた色の層が明るみにでます。
そして、その行為は壁の下に隠れた色層の存在の証明にもなります。
『30cmを刻む・つなげる』と題したこの期間、ロビーを訪れた人は「自分の線」を壁に刻むことができました。
削れる線の長さは一人30㎝。一人が削った線の終点は、次の人の始点になります。
刻まれた線は30㎝一本ずつが全く違う表情を持ちながら、長い一本の線へとつながってゆきました。
作家の描いた線でもなく、設計図のもとに作業した共同制作でもない、なだらかにつながる線は不思議な力を放ち壁に刻まれています。
今だけしか見られない貴重なこの作品、どうぞご覧になって下さい。

現代美術家 夏目とも子

……・・・……・・・‥‥・…・

公共空間であるロビーの壁の存在とその影響、公共空間とはいったい何なのか?このプロジェクトは、そう問いかけます。
参加者が、観客ではなく主体となることにより、人々が“行き交う場所”について、少し立ち止まり、考えるきっかけになれば何よりです。

主催 浜松市鴨江アートセンター

◆プロジェクトについてはこちらのページをご覧ください。
鴨江の壁2017ロビー -行き交う場所-
http://www.kamoeartcenter.org/events/kamoenokabe2017lobby/

※この事業は平成28年度制作場所提供事業アーティスト・イン・レジデンス賞企画展です。

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アーティストプロフィール

夏目とも子

1971年兵庫県生まれ。2003年より浜松市在住。現代美術家。
建築物の壁を使った作品制作を通して、その場所と記憶、時間の積層について考えています。2017年「Tenryu Art Camp」では天竜の森にて屋外作品を発表。浜松学院大学非常勤講師・図画工作担当。子どもの造形表現に関りながら、ジャンルの垣根をまたいだ活動を意識的に行っています。鴨江アートセンターでは2017年「KAMOEつくるDAYS」にてプロジェクト 「moving branch」に協力。

申し込み先

申込不要。直接会場へ。

※参加ワークショップの写真が鴨江アートセンターのホームページ、フェイスブックに掲載されることがあります。支障のある方はお申し出下さい。

鴨江の壁 2017 ロビー -行き交う場所- 展覧会」 at 2018年03月03日 by 鴨江アートセンタースタッフ